銘・精選

NEWS1 中国の「5G全接続工場」 10秒で洗濯機1台がラインオフ



 無人運搬車(AGV)が材料を自動的に運搬し、5Gと人工知能(AI)による視覚的検査は製品の外観検査と情報登録を1秒で完了し、2500件を超える5G端末デバイスが生産プロセスの「シームレスな連携」を実現し、1000台を超える自動化機器・設備が効率よく製品を運搬する。湖北省荊州市の荊州経済技術開発区にある中国家電大手・「美的」の洗濯機工場では、5Gのバックアップの下、平均10秒で洗濯機1台がラインオフするという。

 この工場は中国の家電製造分野でいち早く「5G全接続」を実現したスマートファクトリーだ。専用5Gネットワークの信頼性の高さ、接続範囲の広さ、低遅延といった特徴を土台にして、製品の生産ライン全体で5G全プロセス管理を実現し、生産効率が大幅に向上した。

 説明によると、同工場が全面稼働すると、年間生産能力は1500万台を超え、付加価値額は200億元(1元は約19.1円、約3820億円)を超えるという。

NEWS2 中国企業が年俸1億6千万円出してでも欲しい人材とは?



 少し前から、ESG(環境、社会、ガバナンス)に関する高収入の求人情報が求人市場で話題の的になっている。不動産業を含む多くの産業が、ESGを事業発展の中心となる新たな方向性と見なしている。

 深セン市の不動産企業が最高850万元(約1億6235万円、1元は約19.1円)の高収入でESGシニアマネージャー/ディレクターを募集しているとの情報が、このほど求人市場に伝わった。複数の大手求人プラットフォームには、ESG人材の高収入求人の情報がたくさん出ており、上場企業、金融機関、コンサルティング会社、不動産会社の求人が多く、年収が100万元を超えるポジションの求人も少なくない。高額を提示する企業には、ESGモデル転換の必要に迫られて高収入で人材をヘッドハンティングする上場企業も多い。

 求人プラットフォームのスタッフの話では、「ESGの概念が広がり、監督管理サイドが企業にESG情報の開示を相次いで要求するようになったのにともない、情報公開をめぐり一連の業務が必要になり、ESG分野の人材ニーズが倍増した。しかし、本当に要求に合致する専門的な人材は実はそれほど多くはなく、高収入は一般的な現象というわけではない」という。

 ある上場企業のESG分野関連業務担当者は取材に対し、「上場企業にとって、ESG分野の主な仕事は情報公開、評価管理、管理の向上などだ。『ダブルカーボン』の目標が打ち出されてから、企業のESG管理のニーズがさらに高まった。とりわけ決算発表シーズンには、ESGの仕事は特に忙しくなる」と語った。

NEWS3 【中国キーワード】AIの新たな嵐を呼ぶGPT-4 中国企業はどう受けて立つか?



 対話型人工知能(AI)の「ChatGPT(チャットGPT)」を発表したOpenAI社はこのほど、次世代のマルチモーダル大規模言語モデル「GPT-4」を発表し、世界中で広く注目を集めている。

GPT-4とは何か?

 欧州科学アカデミーの外国籍会員で清華大学人工知能研究院の孫茂松常務副院長は、「GPT-4には確かに感嘆させられる。これはChatGPT、GPT-3.5(自然言語処理モデル)、CLIP(テキストと画像を結びつける画像処理モデル)を有機的に組み合わせたものだ。OpenAIはそれぞれ非常に優れた点があるこの3モデルを一体化した。同時に、GPT-4は学習する過程で一部のデータを増やし、データの規模をさらに拡大した。その中には画像もテキストも含まれる」と述べた。

GPT-4の核心となる向上ポイントは?

 ChatGPTにこれまで組み込まれていた言語処理モデルはGPT-3.5であり、今回のGPT-4の核心となる向上ポイントは次の2点に集約される。1つ目は、基本的なスマートレベルが向上したことだ。GPT-3.0が世界の複数のテストを受けたところ、成績は後ろから10%だったが、新しいGPT-4はテストで人間の90%に勝つことができた。この進歩はデータ関連の学習とパラメータの蓄積によるものだ。また別の情報によると、GPT-4はほぼすべてのプログラミング言語を使用することができる。2つ目は、マルチモーダルモデルであることだ。ChatGPTはこれまではテキストでのやりとりしかできなかったが、今ではユーザーがChatGPTに画像を送ることが可能になり、ChatGPTは画像に対する反応をテキストで出力する。

 さらに興味深いのは、GPT-4は単なる会話のサポート役ではなくなり、一部のユーモラスな画像を理解することも可能になったことだ。もちろん、人々が期待する動画理解レベルにはまだ及ばない。

将来、AIは人間から多くの仕事を奪う?

 孫副院長によれば、AIが大規模に人に取って代わることはない。メカニズムから言えば、機械の役目はやはり人間をサポートすることで、人間の力強いアシスタントとして相対的に簡単な知的作業を手伝い、人間を一部の繰り返しの多い知的作業から開放してくれる。人間が複雑な作業をする時には、AIが一部の作業を手助けし、手間を省いて、作業の効率と質を大幅に高めてくれるのだという。

 また、孫副院長は「本質的に言えば、機械が人間の知恵に取って代わることはない。人間の知恵、体験、知性が反映されたものであればあるほど、機械にとっては複雑なものになる。レベルが深ければ深いほど、取って代わることは難しくなる」とした。

 将来、大規模言語モデルはどの方向に発展するだろうか。孫副院長は、「現在、GPT-4は画像処理対応が可能になった。将来の大規模言語モデルでは動画や3D画像などの処理が試みられるだろう」と述べた。

GPT-4にはどんな欠点があるか?

 GPT-4にはもちろん欠点もある。たとえば、大真面目にでたらめなことを返してくることもあるし、一続きの会話だと判断できる回数に限界があり、経験の中から学ぶこともできない。そのため、セキュリティのための利用制限を設けなければ、GPT-4は偏った認識、虚偽の情報、さらには個人のプライバシー侵害などを大量に生み出す可能性がある。また、データ収集には時間がかかるので、GPT-4は2021年9月以降に起きた出来事を把握できていない。さらに、簡単な推測を誤ることもあれば、人間と同じように技術的に難しい問題で誤りを犯すこともある。たとえば生成したコードの中にセキュリティホールを組み込んでしまう可能もある。

中国の大規模言語モデル生成型AI企業はどう対応するか?

 調査会社の天眼査のまとめたデータでは、現時点で、中国国内にはAI関連企業が258万8千社以上あり、そのうち22年に新規登録された企業は73万2千社に上り、増加率は41.5%だった。過去3年間近くのAI関連企業の新規登録数増加率は年間平均で40%を超えている。GPT-4が登場した後、こうした企業はどのように対応するべきだろうか。

 浙江大学国際連合商学院デジタル経済・金融イノベーション研究センターの盤和林連席センター長は、「中国のAI企業はやはり蓄積を重視するべきだ。これにはパラメータの蓄積、データ学習の蓄積、計算力の蓄積が含まれる。テクノロジーの世界における競争では、カーブで追い越すチャンスはあるが、多くはない。たとえば、新エネルギー自動車の分野では中国はカーブでの追い越しを実現したが、多くのテクノロジー分野で展開されるのは陣地戦だ。中国の生成型AI発展の基礎固めをし、成熟度の高い製品を打ち出す必要がある」との見方を示した。

商用化で真っ先に恩恵を受けるのはゲームと文化・娯楽産業?

 注目されるのは、複数の証券会社の研究報告と業界のアナリストが、メタバースの概念から派生した「デジタルヒューマン」産業がGPT-4から極めて大きな利益を受けると予想していることだ。

 国盛証券は研究報告の中で、「3Dモデリングのデジタルヒューマンは精度が高いものだが、コストの高さと制作時間の長さが商用化をある程度難しくしている。しかしGPT-4のサポートがあれば、デジタルヒューマンはメタバースの世界の『アバター』となり、将来の用途はライブ配信パーソナリティや顧客サービスに限られなくなるだろう」と分析した。

 計算力の向上とGPT-4モデルの高度化にともない、デジタルヒューマンはテキスト、画像、音声・動画を出力し、さらには微細な感情表現もできるようになるだろう。将来のデジタルコンテンツ構築のプロセスでは、メタバースのデジタル世界を真に構築し、デジタルヒューマンは社交、創作、シェアの能力を備えるようになり、GPT-4の登場後にマルチモーダルに対応した切り札的応用になる可能性がある。

 ChatGPTの発表により、ゲーム産業への参入のハードルがますます低くなり、より多くの受け手の質の高いコンテンツを創造する能力が発揮されるようになり、AI生成コンテンツ(AIGC)技術と結びついたゲーム製品がより多く誕生することが予想される。同時に、ChatGPT関連技術がゲーム関係者にとって必須の基礎的スキルになる可能性もある。

 西部証券の研究報告は、GPT-4は画像処理能力がすさまじいほど急速に向上しているため、画像・テキスト、動画の編集などの分野でしのぎを削っている企業がいち早くGPT-4を受け入れるのではないかと予想している。

 網易有道の周楓最高経営責任者(CEO)は決算に関する電話会議の中で、教育産業での展開について、「今後数年でAIGC技術と大規模言語モデルが教育テクノロジーに大きな影響を与えると確信する。当社はこうしたチャンスを迎え入れるための準備をすでに整えている」と述べた。

NEWS4 金価格が急上昇 今後もっと値上がりする?



 今年の2月以降、金価格が値下がりを続ける中で、大勢の消費者が様子見の態度を取りながら、さらに値下がりすることを期待していた。しかし米国のシリコンバレー銀行が一夜にして突然経営破綻すると、リスク回避ムードが急速に広がり、金価格は低下傾向から突如急上昇に転じた。

 実際、シリコンバレー銀行が破綻した3月10日以降、現物市場の金価格は1オンス1869ドル(1ドルは約131.3円)から急騰し、17日はわずか1日で3.64%も上昇し、それから徐々に2000ドルの大台に近づいていった。20日午後にはついに2000ドルを突破したが、原稿執筆時点では1982ドル付近まで下がっている。

 今回の金価格上昇の導火線となったシリコンバレー銀行の破綻は、米国金融市場にさらなる打撃をもたらした。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の17日付報道によると、最新の研究では、米国には同行と同じようなリスクを抱えた銀行が186行も存在する可能性があるという。

 それだけではない。欧州で100年以上の歴史がある銀行クレディ・スイスの株価が15日に突如暴落したほか、フランスのソシエテ・ジェネラル、ドイツのドイツ銀行など欧州の多くの銀行の株価も目に見えて値下がりした。

 相次ぐ株価の変動の中、金融リスクの広がりに対する市場の懸念が増大している。こうしたことを背景に、その物自体に資産価値がある金が、多くの投資家のリスク回避における一番目の選択肢になり、金価格が一気に上昇した。

中国山東省で50トンクラス金鉱発見

 金価格の高騰に人々が心を強く動かされる中、中国の山東省威海市の乳山市でこのほど、埋蔵量が50トンに迫る金鉱床が発見されたとのニュースが突如話題になった。

 メディアの報道によれば、この金鉱床は乳山市崖子鎮西澇口村にあり、開発の見通しは良好だ。威海地区で確認された最大の金鉱床であるとともに、今年中国で確認されたもののうち現時点で最大の金鉱床でもあり、全国の金鉱の貯蔵量・生産量増加、国内の鉱物資源の保障能力の増強にとって重要な意義をもつという。

 金鉱の発見は金価格に影響を与えるだろうか。業界関係者は、「この金鉱の発見が金価格全体に与える影響は限定的」との見方を示す。

 それでは今後、金価格は低下するだろうか。この点に関して、業界関係者の多くが「金価格はさらに上昇し、長期的に市場は上昇傾向を維持する可能性がある」との見方を示す。華鑫証券の傅鴻浩アナリストは、「シリコンバレー銀行の破綻による危機の蔓延を防ぐことが米連邦準備制度理事会(FRB)の第一の目標になった。今後、FRBの金融政策は緩和的になると予想され、金価格の持続的上昇が期待できる」と分析する。また、中信証券の研究報告も、「金価格は上昇傾向を維持する見込み」と指摘している。

NEWS5 深センから香港への「逆方向」代理購入ブーム ミルクティ・ザリガニが人気

 「ミルクティの『一点点』や『滬上阿姨』、お菓子の『鮑師傅』が深センから香港へ『逆方向代理購入』できる」、「『逆方向代理購入』、明日受注可能」……。

 香港特別行政区と大陸部の通関業務が通常に戻るのにともなって、最近はSNSに深センで食品などの商品を代理購入して香港特区へ届ける「逆方向代理購入」サービスが登場するようになった。ミルクティやザリガニなど大陸部で売れているグルメ商品が特に人気がある。「逆方向」とは、これまで主流だった香港特区で商品を「代理購入」して大陸部へ届けるサービスとは方向が逆になっていることを指す。

 ネットで商品情報を発信し、微信(WeChat)でやりとりしながら注文し、購入と配達の際にはリアルタイムで位置情報をチェックし、最速2時間で深センから来たミルクティを味わえる。配達員の細やかな心配りで、「逆方向代理購入」はどの注文もシームレスな配達を実現している。

 こうした配達モデルの登場を不思議に感じる人も多いだろう。実際のところ、「逆方向代理購入」の人気には、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の地域的・文化的一体感が映し出されているだけでなく、深センと香港特区の融合の加速が具体的な形となって表れていると言えるだろう。

 絲路智谷研究院の梁海明院長は、「『逆方向代理購入』は粤港澳大湾区の発達した便利な交通網に根差したものであり、また深センと香港特区が『一つの都市へと発展』する流れを体現している」との見方を示している。

NEWS6 中国東北エリア初の海を横断する地下鉄大連5号線が開通



 遼寧省大連市交通局によると、中国東北エリア初の海を横断する地下鉄「大連地下鉄5号線」が17日、正式に開通した。新華網が報じた。

 大連地下鉄5号線の全長は24.484キロ。南の虎灘新区駅と北の後関駅を結び、駅は合わせて18駅。総投資額は約202億5400万元(1元は約19.1円)。東北エリア初の海を横断する地下鉄で、海底トンネルは全長2882メートル、うち2310メートルが海域区間となっている。

 2017年3月に着工した大連地下鉄5号線の建設を担当した業者は難関を攻略し、各工程を工期内に順調に完成させてきた。大連で開通した6本目の地下鉄路線である5号線は、市内の中心部の「4縦2横」鉄道交通ネットワークの重要な部分を構成している。開通後、大連の鉄道交通の総延長距離は237.07キロに達した。

NEWS7 南京大学の学生が清掃員女性のために「個展」を開催



 南京大学仙林キャンパスで今月、有名画家の作品でも、教師や学生の作品でもなく、清掃員の女性が描いた絵画作品を展示する特別な「個展」が開催されている。

 食堂の入り口付近で開催されているこの「個展」のタイトルは「清掃員呉さんの『春』」だ。

 呉立娣さん(47)は、南京大学仙林キャンパスの学生寮の清掃員。同大学で長年働いており、毎朝7時半から作業を始め、ゴミを拾ったり、清掃をしたりしている。

 呉さんがその絵画の腕を初めて披露したのは2013年のことだった。清掃が終わり、寮の黒板に「おかえりなさい」という言葉しか書かれておらず、寂しいと感じて、そこに絵を描き出したという。

 その絵を見た大学生たちは、てっきり呉さんは美術を専門に学んだものだと思っていたという。実際には、呉さんは絵を専門的に習ったことはなく、絵が大好きという思いと天賦の才で「大作」を描き出していたのだ。

 それ以降、キャンパスで絵を描くようになった呉さんは描けば描くほど上達していき、そして次第に同大学の人気者にもなっていった。

 そして、絵画を通じて、呉さんは学生とずっと親しくなったといい、「学生たちは実家を離れて暮らしている。実の子供ではないけれど、彼らに思いやりを示すことで、私自身もうれしい気持ちになる」としている。

 今回の個展を通して、多くの人がすでに消されてしまった呉さんがかつて黒板に描いた絵を見ることができている。「私はユリ、雑草ではない。ユリであることを証明できる唯一の方法は、花を咲かせること」。これは南京大学の学生たちが呉さんに最も伝えたい言葉なのだという。

NEWS8 パンダ谷でパンダと高山ツツジを鑑賞 四川省


パンダ谷に暮らすジャイアントパンダ(写真提供・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地)。


 その美しさで名高い高山ツツジは、ジャイアントパンダ生息地における代表的な「コンパニオンプランツ(相性のいい植物)」の一つ。野生のパンダが活動する場所には、例外なく高山ツツジの生長を確認することができ、両者は切っても切れない仲と言ってもいいかもしれない。人民網が伝えた。

 「四川省第2回自然観察シーズン・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地第2回パンダ谷高山ツツジフェスティバル」がこのほど、四川省成都市の都江堰市玉堂鎮パンダ谷で開幕した。高山ツツジフェスティバルの開幕期間中、同地を訪れた観光客は、国宝のパンダやレッサーパンダとともに、高山ツツジの美しさを楽しむことができる。

 ツツジフェスティバルが開催されているパンダ谷は、パンダの生息地である邛崃山脈と岷山山脈が交わる重要なエリアで、パンダ国家公園成都エリアに隣接しており、パンダの生息地として適しているだけでなく、植物500種以上、動物20種以上、鳥100種以上、多数の昆虫にとっての自然の生息地でもある。

 高山ツツジフェスティバルは3月19日から5月末まで開催される。パンダ谷・中国科学院植物研究所華西亜高山植物園・ジャイアントパンダ国家公園都江堰総合管理所では、数多くの珍しいツツジが続々と満開を迎える。

NEWS9 漢服愛好者が四川省閬中古城で一堂に会す


3月18日、閬中古城を練り歩く漢服愛好者(撮影・江宏景)。


 漢服を始めとする中華民族衣装の愛好者が一堂に会するイベントが3月18日、四川省閬中市の古城で開幕した。中国各地の伝統衣装愛好者が漢服を着て古城に集まり、古城の中を練り歩くなどして、親睦を深めた。同イベントは20日までの3日間開催される。新華社が報じた。

 同イベントでは、漢服姿の披露や武具のパフォーマンス、漢服姿での合同結婚式やお見合いイベント、無形文化遺産の展示といった数十回に上るイベントが開催され、地元市民や観光客、漢服愛好者が閬中古城で、中華の優秀な伝統文化の無限の魅力を没入体験している。

NEWS10 香港特区への大陸部観光客数が「正常な往来」再開後、初の1日10万人超え



 香港特別行政区では3月19日、大陸部からやって来た大勢の観光客が観光やショッピングを楽しみ、銅鑼湾は道行く人でごった返していた。香港特別行政区入境事務処が発表した統計データによると、3月18日(土)に大陸部から香港特区を訪れた観光客は延べ10万2458人に達した。「大陸部と香港特区の人員の正常な往来」が再開されて以来、1日あたり10万人を上回ったのはこの日が初めてとなった。中国新聞網が伝えた。


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