大洋正銘発行 2022年12月上期 「銘・精選」
NEWS1 江沢民元国家主席が死去
中国の江沢民元国家主席が30日午後0時13分(日本時間同1時13分)、白血病と多臓器不全のため上海で死去した。96歳だった。
新華網日本語より 2022年11月30日
NEWS2 アニメ版「三体」まもなく世界配信 中国アニメが起こす波はどれほどのものになるか?
12月3日に、SF小説「三体」のアニメ版が動画サイト「bilibili」(ビリビリ)で独占配信される予定で、世界中の「三体」ファンから大きな注目が集まっている。
アニメ版「三体」はビリビリが筆頭になり制作したもので、11月28日までに動画広告の再生回数は5543万6千回に上った。ビリビリの張聖晏副総裁は、「当社が『三体』のアニメ化を発表すると、海外のクリエイターからプロジェクト参加に関する問い合わせがたくさん来た。同時に、たくさんの海外の『三体』ファンの間で大きな注目を集めた」と振り返った。
海外での映画版「三体」の制作には、国際的な大手企業も積極的に関わっている。今年9月には、ネットフリックスが米国ドラマ版「三体」の制作情報を発表し、世界的に人気を集めたテレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作チームを招き、巨額の費用を投じて制作を進めていることを明らかにした。
調査会社の艾媒諮詢の張毅最高経営責任者(CEO)兼チーフアナリストは、「『三体』のアニメ化が成功すれば、中国製アニメ作品の海外進出をさらに後押しすることになる」とした。
実際、ここ数年の間に、中国の漫画・アニメ市場が成長するのに伴って、国産アニメの海外進出が日増しに活発になった。
昨年発表された「中国映画の海外ネットワーク発信力の研究報告(2018-2020)」によれば、中国のアニメ映画は海外のネットワークで目覚ましい発信力を見せている。「ナタ~魔童降臨~」、「スノーベイビー」、「羅小黒戦記」、「ジャン・ズーヤー:神々の伝説」、「フェイフェイと月の冒険」、「Spycies]が今年、海外への発信力上位6位に並んだ作品だ。
中国の多くの優れたアニメ作品は海外でも公開され、海外のアニメクリエイターと視聴者が中国のアニメ作品に注目するようになった。たとえば20年に配信されたアニメ映画「羅小黒戦記」は日本のソニー傘下のアニプレックスとチームジョイが共同制作したもので、日本では公開から87日間で興行収入が5億円を超え、中国アニメの海外公開における興行収入の最高を更新した。
ますます多くの中国国内プラットフォームもアニメの大きな可能性を後押ししようと力を入れている。優酷漫画アニメセンターの孫昊ゼネラルマネージャーは、「2022年には、ユーチューブだけで、優酷アニメチャンネルの閲覧ユーザーは50万人に迫り、アニメチャンネルは年間1億回再生され、193ヶ国・地域をカバーした」と述べた。
騰訊(テンセント)視頻も国産アニメの海外進出を推進する中心的存在だ。企鵝影視と潤物定格アニメ制作スタジオが共同制作した短編アニメ映画「日暮の隙」は、モスクワや東京など複数の地域で国際的な大きな賞を受賞し、カンヌ映画祭のショートフィルムコーナーでも上映された。
NEWS3 25年努力し続け、56歳で宇宙飛行の夢叶えた鄧清明宇宙飛行士
中国有人宇宙事業弁公室によると、宇宙ステーション段階飛行任務総指揮部は、研究・検討を経て、29日に打ち上げられる計画の有人宇宙船「神舟15号」の乗組員に、費俊龍宇宙飛行士、鄧清明宇宙飛行士、張陸宇宙飛行士の3人を選出することを決定した。
報道によると、鄧清明飛行士は、中国初の有人宇宙船の宇宙飛行士となった楊利偉飛行士ら14人と共に選出された第一陣の宇宙飛行士。これまで何度もあと一歩というところで選出から漏れ続けていたものの、訓練を決して諦めることはなかった。そして、24年10ヶ月の努力を経て、56歳でついに宇宙飛行の夢を叶えた。
28日に酒泉衛星発射センターの「門天閣」で開かれた中国国内外のメディアを対象とした記者会見で、鄧飛行士は、「何歳であっても、祖国に必要としてもらえるというのは、とても幸せなこと」と語った。
そして、「宇宙というのは、感動のエピソードがあるという理由で、その胸に飛び込むことができるよう、手を広げてくれるわけではない。真の戦いと呼べるものが、人生に何度あるだろうか?25年というのは、とても長く、飛行任務にあと一歩で届かないということが何度も続いてきたので、落ち込んで、涙を流したこともある。でも、方向性を見失うことも、諦めることもなかった。宇宙飛行士として、宇宙に行くという初心を決して忘れず、信念を決して曲げないというのが私のモットー。一生ずっと黙々と準備していても構わない。でも、任務を任された時に、準備ができていないということだけは決してあってはならない」と語った。
1966年3月生まれの鄧飛行士は、1998年1月5日に、中国人民解放軍が宇宙飛行士チームを立ち上げた時の第一陣の宇宙飛行士14人の1人となった。しかし、2021年10月の時点で、14人のうち、鄧飛行士は有人宇宙船の乗務員の任務に1度も就いたことがないまま現役を続けている唯一の宇宙飛行士だった 。
1998年に宇宙飛行士チームの一員となった鄧飛行士が、強化訓練チームのメンバーに選出されたのは、2010年に宇宙船「神舟9号」の補欠要員を選出した時が初めてだった。その時、初めて宇宙飛行任務のチャンスが巡ってきたのだ。しかし、残念ながら、僅差で落選してしまった。そして、その後の数年間も、「神舟10号」や「神舟11号」の乗務員としての任務とも縁がなかった。
このように、鄧飛行士はこれまでずっと、私たちの見えない所で、宇宙へ飛んだ英雄と共に、黙々と同じだけの汗を流してきたのだ。そんな鄧飛行士はかつて、「任務の成功が、私にとっての成功。喜んで縁の下の力持ちとなりたいと思っている。でも、招集がかかった時に、自分は準備ができていないということがあっては絶対にならない」と語っていた。
中国有人宇宙事業弁公室によると、「神舟15号」は北京時間11月29日午後11時8分に打ち上げられる計画で、乗務員には鄧飛行士のほか、費飛行士、張飛行士が選ばれている。
NEWS4 李克強総理「日本企業を含む各国企業の対中協力拡大を歓迎」
李克強総理は28日、第8回中日企業家及び元政府高官対話にビデオメッセージを寄せた。新華社が伝えた。
李総理は「中日は共に世界の主要なエコノミーであり、広範な利益を共有し、大きな協力の余地を有する。中日関係の健全で安定した発展は双方の利益にかない、両国民の幸福に寄与し、地域のみならず世界の平和・安定・発展にも寄与する。未来に向けて、双方は平和的・友好的共存に尽力し、中日間の4つの基本文書の確立した諸原則を厳守し、互いの発展を客観的・理性的に受け止め、互いに尊重し合い、対等に付き合い、平和な外部環境と安定した周辺環境を維持し、中日及び地域諸国の共同発展を実現する必要がある」と指摘。
「双方は強みによる相互補完を発揮し、各々の発展における必要性と結びつけ、経済・貿易協力を推し進め、深め続けることができる。中国側は日本側とデジタル経済、グリーン発展、財政・金融、医療・高齢者ケア、産業チェーン及びサプライチェーンの安定性と円滑性の維持などの面で対話と協力を強化し、互恵・ウィンウィンをより良く実現することを望んでいる」とした。
また「対外開放は中国の基本国策だ。我々は自由で公正な貿易を堅持し、市場化、法治化、国際化されたビジネス環境の持続的構築に尽力し、様々な企業を平等かつ公正に扱う。中国は常に世界の大市場、各国の集中的投資先であり、日本企業を含む各国企業が引き続き対中協力を拡大し、中国の発展がもたらすチャンスを共有し、新たな協力を開拓することを歓迎する」とした。
NEWS5 歴史の重要な節目になった中日両国、新たな経済貿易協力をどう推進するか?
中日経済知識交流会の記念座談会と第39回年次総会が28日、オンラインとオフラインを組み合わせた形で行なわれた。国交正常化50周年の節目になった中日両国は、新たな歴史のスタート地点に立って、両国の経済貿易協力をさらに次のステージへ進めるにはどうしたらよいだろうか。
中国が首席代表を務める国務院発展研究センターの陸昊センター長は、「中日は共に世界の経済大国であり、両国経済の相互依存度が高く、産業チェーンとサプライチェーンは緊密に連携し、利益が交わるポイントが数多くある。今後、両国は貿易投資、イノベーション協力、金融協力を強化するほか、グリーン発展と低炭素へのモデル転換、デジタル経済、高齢化の挑戦への対応、地域の産業チェーン・サプライチェーンの安定・スムーズな流れの維持の4つの面で特に力を発揮し、産業発展と市場発展の新たなチャンスをしっかりつかまえるべきだ」との見方を示した。
中国経済体制改革研究会の彭森会長は、「中日両国は『地域的な包括的経済連携協定(RCEP)』を十分に利用して協力を強化するべきだ。RCEPは今すでに効果を表しており、中国と他のRCEP加盟国との貿易量が大幅に増加したと同時に、RCEPは日本にとっても利用率が最も高い貿易枠組であり、中日両国はRCEPを十分に利用して、デジタル経済、グリーン経済、デジタル農業などの分野における両国の協力を持続的に推進するべきだ」と述べた。
日本の福川伸次・元通商産業事務次官は、「日本は世界で高齢化が最も急速に進む国であり、中国も高齢化社会に足を踏み入れている。両国のこの分野における協力には、遠隔手術などを利用した医療サービスの展開、先進技術を利用した高齢者施設などの運営を含めて、いずれも大きな将来性があり、両国は高齢化社会への対応をめぐる協力を通じてより多くの人々に幸福をもたらすことができるだろう」との見方を示した。
NEWS6 一汽トヨタの1000万台目の自動車が天津でラインオフ
一汽トヨタは28日、天津市浜海新区にある中新生態城の新エネルギー自動車工場で記念イベントを開催した。その中で、展示された新エネ車「bZ4X」は一汽トヨタの1千万台目の自動車が天津でラインオフしたことを示している。
新エネ車工場はこのほど完成したもので、一汽トヨタにとって5つ目の完成車製造工場になる。新工場の敷地面積は197万平方メートルで、主に新エネ分野の業務を手がけ、年間生産能力は20万台に達する。従来の自動車製造工程を引き継いだ上に、「バッテリー」作業現場を導入している。自動化率、スマートレベル、効率、フレキシブル性の高い製造ラインを備え、共通のラインで乗用車、スポーツ用多目的車(SUV)、ミニバン(MPV)など複数の車種を製造する能力を持つ。新工場はデジタル化したスマートロボットを大規模に採用して、汚染物質の処理で水の汚染を最大限に減らし、揮発性有機化合物(VOC)の排出量をゼロに近づけている。
NEWS7 世界初のAIが描いた山水画が競売へ
競売会社の朶雲軒集団がこのほど、百度AI芸術・アイデアサポートプラットフォーム「文心一格」及び画家の楽震文氏と共に、「12月上旬に開催される朶雲軒競売30周年記念オークションにおいて、陸小曼の未完の山水画『夏日山居図』を楽震文氏が完成させた作品と、『文心一格』が完成させた作品が同時に競売にかけられる」と発表した。光明日報が伝えた。
「青緑山水」とは何か。陸小曼の作品はどんなスタイルなのか。「文心一格」は「夏日山居図」を完成させる際に、AI(人工知能)ラーニング、AI作画、AI着色、AI詩生成など複数のステップを経た。
AIが中国の伝統的な山水画の特徴のラーニングをよりよくサポートするため、朶雲軒は陸小曼のすべての絵画、書道作品、手紙の筆跡を提供するとともに、中国の伝統的な大量の山水画の収集に協力した。
最終的に「文心一格」はAIモデルにより画面の内容を十分に理解し、原画を尊重し創造力に富む中国画のスタイルにも合致する完成品を作り上げた。同時に階層処理技術と超解像技術により、作画の解像度を8Kの極めて高い水準にした。
AI作画はすでに中国内外の芸術界で注目されるホットな話題だが、タッチがより複雑で、活き活きとした味わいを重視する中国の伝統的な山水画を前にして、AI技術は専門的な水準に達することができるだろうか。「文心一格」チーフアーキテクトの肖欣延氏によると、「文心一格」は芸術家への敬意と技術的境界への好奇心を抱きながら、中国文化と絵画芸術の模索を続けている。今回の陸小曼の未完作の続きの作画はAIに対して、マンマシン絵画フロー融合、制御性、高解像度という3つの難題を突きつけた。
肖氏によると、AI作画の制御性は現在、業界で公認されている難題だ。スタイルと皴法の要求が厳しい中国画は、AIの創作にとってさらに大きな挑戦となる。
芸術分野におけるAIの学習・創作能力は現在、人々の認識をすごい勢いで刷新し続けている。そして人々の科学技術と芸術・文化の融合・イノベーションに対する想像の余地も広がっている。基盤モデルなどのAI技術により、AIコンテンツ生成はコンテンツ生産の新たなスタイルになっていく可能性がある。
NEWS8 今シーズン最強の寒波が中国襲来 20省が「急速冷凍」状態へ
今シーズンの冬で最も強い寒気が中国に襲来しているのを背景に、今月27日から12月1日にかけて、中・東部の大部分の気温が急降下しそうだ。局地的には20度以上下がり、「気温0度ライン」が長江中・下流の一帯にまで南下するとみられている。寒波の影響で20省・区・市では一気に氷点下へと突入する。中国天気網が発表している中国全土の「気温0度ライン」の南下進捗度を示す地図を見て、自分の住んでいる所がいつ「氷点下」に突入するか確認しておこう。中国天気網が報じた。
中国天気網の胡嘯首席気象分析師によると、今回の寒波がもたらす「冷気」は、北から南へと流れ込み、典型的な「急速冷凍型」の冷え込みで、気温が低い時間が長く続き、気温の低下幅が大きくなるのも特徴となっている。新疆維吾爾(ウイグル)自治区や甘粛省、内蒙古(内モンゴル)自治区、山東省から湖南省、貴州省の大部分で、低下幅が15度以上、局地的には20度以上になると予想されている。長江中・下流以北の大部分では、強風を伴い、長江中・下流などでは、今シーズンの冬の初雪となる可能性もあり、冷え込みが加速しそうだ。今回の寒さのピークを見ると、29日から30日にかけて、北方エリアの大部分が最低気温のピークに達し、一方の南方エリアでは12月1日から2日にかけて最低気温のピークに達しそうだ。
12月1日早朝、「気温0度ライン」は、今シーズンの冬で最も南下し、安徽省南部、貴州省南部、湖南省南部の一帯まで広がり、最低気温が今シーズン初めて氷点下になりそうだ。合肥や貴陽、南京の人々も「氷点下」の寒さを体験することになり、「氷点下」の範囲は中国の国土の8割をカバーすることになるとみられている。
NEWS9 中国都市新世代の半分以上「通勤時間短縮のためなら高い家賃もOK」
求人サイトの前程無憂が25日に発表した報告書「都市の新世代のワークライフバランス『二者択一』」によると、調査に回答した都市の新世代のうち、53.51%が「生活の質が仕事に優先する」と答えており、時間と利便性が都市の新世代のお金を使いたい原因であることがわかった。中国新聞網が伝えた。
調査によれば、都市の新世代はワークライフバランスの選択で「二重人格」を示す。「残業・休出が多いが高収入」の仕事よりも、都市部の平均収入で「9時から5時まで」の仕事を選ぶ人が多いと同時に、フレックスタイム制を希望する人が従来の働き方を希望する人より13.02%多かった。
雇用機会は都市の中心部や副中心部のコアエリアにより多く分布し、こうしたエリア周辺の家賃は相対的に高い一方、コアエリアから遠く家賃の安い物件に住むことは通勤時間が長くなることを意味する。調査によると、家賃と通勤時間の希望が両立しない場合、「通勤時間を短縮するためなら家賃が高い物件を選ぶ」と答えた人が53.51%に上った。年齢別に見ると、26-30歳は「通勤時間短縮のためなら高い家賃OK」の割合が最も高く、生活や家庭でより大きな責任を担う36-40歳は「低い家賃のためなら長い通勤時間OK」の割合が最も高かった。
同じような考え方に基づき、家賃と周辺施設の希望が両立しない場合、「商業圏の近くに住むためなら家賃が高い物件を選ぶ」とした人が53.04%に上った。調査によれば、すべての年齢で都市の新世代の「家賃係数」(可処分所得に対する家賃の割合)は30.0%を超えており、実際に払っている家賃が給与に占める割合は理想とする割合より平均で6.11%高かった。そのうち36-40歳は理想と現実の開きが最も大きく、実際の割合が理想の割合より8.36%高かったという。
NEWS10 中国でペット経済がこれほど盛んなのはなぜ?
人々の消費行動がますます慎重になった今年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)セール期間には、ペット経済の動きが非常に目を引いた。ビッグデータ可視化分析サービスを提供する「魔鏡データ」が天猫(Tmall)」のダブル11プレセールについてまとめたデータによると、大半の業界でプレセール売上高が落ち込む一方で、ペット関連市場の成長が目を引き、プレセール売上高も前年同期比で44%増加した。
招商証券が15日に発表したデータでは、今年のダブル11セール期間に、ペットフードの売上高が同38%増と大幅に増加して19億900万元(1元は約19.4円)に達し、猫・犬用おやつも同じように急増して、猫用おやつの売上高は同32.73%増の3億6200万元、犬用おやつは同31.43%増の1億2100万元に達した。
京東が発表した「2022年中国ペット業界トレンド・インサイト白書」によると、2021年には中国でペットを飼っている世帯が9147万世帯に達し、22年に1億世帯を超えると予測されるという。
中国牧畜業協会・ペット産業分会が発表した「2021年中国ペット業界白書」によると、21年に中国都市部の犬・猫市場の規模は同20.6%増加し、同年の社会消費財小売総額の成長率を8ポイント上回ったという。
ペット医療チェーン機関の新瑞鵬ペット医療集団の劉朗副会長は、「物質文明が発展するのに伴い、人と人とのつながりがどんどん希薄になり、人々の精神状態がますますもろく弱くなっている。ペットは人が信頼を寄せる存在になり、唯一無二の存在になることさえある。人は不安を感じた時、困難を抱えた時に、ペットへの依存を高める」と分析した。
艾瑞諮詢(iResearch)が21年に発表した「中国ペット消費トレンド白書」によると、ペットの飼い主は新世代の既婚者の世帯が中心で、「85後(1985年から1989年生まれ)」が74%を占める。また学部卒以上の学歴の割合が70%を超え、世帯の月収が1万5千元以上の割合が72%に達する。
ますます多くのペットが人間のパートナーになり、家族の一員になるにつれ、ペット関連の産業チェーンも発展し続けている。たとえば、ペットの衣類、ペットの葬儀サービスなどだ。調査会社の「天眼査」のデータでは、中国には現在、ペットの葬儀や埋葬、動物の無害化処理などの業務を手がける企業が9千社近くあり、そのうち21年に新たに登録された企業が2千社を超え、年間の登録数成長率は101.43%だったという。