事例紹介

不適切な在庫管理が原因。徹底調査を行い社内システムを再構築して原因を排除

中小企業B社が年末に加工貿易手冊をクローズする際、手冊上の数量と実物在庫の差が大きすぎたため、どうすればクローズ出来るのか分らず非常に困っていらっしゃいました。
ちょうど、総経理が弊社開催の通関業務知識セミナーへ参加されていたため、お悩みについてご相談いただきました。


ご依頼後、早速B社の状況を棚卸し時点から確認いたしました。
実際に弊社スタッフが一緒に本来の行うべき棚卸し作業を行ったところ、棚卸し方法自体が現実に合っておらず、ただ形式上のものになっている事が判明しました。
様々な問題点があったため、一旦現在の状況説明と納税申告を行い、納税後に改めて手冊をクローズする事にしました。

その後、ただちに弊社より加工貿易業務全面管理サポートを提供、保税貨物の管理について材料の入庫から取り出し、生産、製品の入庫、出庫まで保税貨物の管理体系を構築しました。
その他コンサル方法として、社内講義や現場作業者と一緒に改善活動を行ったところ、一年間で社内の管理ルールすべてと税関からの管理要求を満たせるようになりました。

その結果、わずか数千元の追加徴税で手冊のクローズが出来ました。
B社の総経理から、当初は手冊のクローズが出来ないから、何とか手冊をクローズできるようにと頼んだだけなのに、まさか社内全体の管理体系をすべて見直し、改善までしていただけるとは思わなかった、とご褒美のお言葉を頂戴しました。
お客様へ有意義なサービスのご提供ができ、弊社も非常にやり甲斐を感じました。


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