スタッフブログ

大洋正銘ビジネスコンサルティング有限公司のスタッフブログです。

中国の行政区画について

 皆様

 お久しぶりです。

 お元気ですか?

 今度皆様にご紹介したいのは、中国の行政区画です。
 日本の行政区画といえば、まずは国、それからは都道府県、下には市町村がありますね、では中国の場合はどうでしょう。

 日本と同じように、中国にも特別扱いの「県」級行政区画があります、それは「直轄市」と「特別行政区」と「自治区」です。
 それぞれは、「直轄市」で四つ:上海市、天津市、北京市、重慶市。
「特別行政区」で二つ:マカオ、香港
「自治区」で五つ:広西、寧夏、内モンゴル、新疆、チベットです。
 他の「県」級行政区画は日本と同じように「省」という名称を使います。例えば浙江省、江蘇省、福建省など。
 「省」の下は「市」、「市」の下は「県」と「区」、「県」と「区」の下は「村」と「郷」と「鎮」と「街道」があります。
 上記の名称は、「省」という一般的な行政区画の場合ですが、自治区の場合、区画の名称はちょっとした違いがありますが、実質は同じです。

 中国に初めて来られた日本人にとって、一番戸惑うのはやはり「県」という行政区画名称でしょう。日本の「県」とは違い、中国の「県」は日本の「町」と同じレベルの行政区画です。
 しかしながら、大都市では「県」がなく、「区」を使用することが多いため、小さい町でなければ、「県」という行政区画はあんまり見れないでしょう。
 あんまり見れないのも、戸惑わせる原因のひとつではないでしょうか、例えば上海に赴任しに来た日本人に「…県」の出張が決まったら、日本人の方は多分「県?よくわからないが、きっと大都会でしょう」という感じになりがちでしょう。
 実際に現地に到着したら、「えっ?ここが「県」!?」と愕然することもありせますね。

 では、また来週でお会いしましょう~

リョウ