スタッフブログ

大洋正銘ビジネスコンサルティング有限公司のスタッフブログです。

2ページ目 | 日常雑談

中国の行政区画について

 皆様

 お久しぶりです。

 お元気ですか?

 今度皆様にご紹介したいのは、中国の行政区画です。
 日本の行政区画といえば、まずは国、それからは都道府県、下には市町村がありますね、では中国の場合はどうでしょう。

 日本と同じように、中国にも特別扱いの「県」級行政区画があります、それは「直轄市」と「特別行政区」と「自治区」です。
 それぞれは、「直轄市」で四つ:上海市、天津市、北京市、重慶市。
「特別行政区」で二つ:マカオ、香港
「自治区」で五つ:広西、寧夏、内モンゴル、新疆、チベットです。
 他の「県」級行政区画は日本と同じように「省」という名称を使います。例えば浙江省、江蘇省、福建省など。
 「省」の下は「市」、「市」の下は「県」と「区」、「県」と「区」の下は「村」と「郷」と「鎮」と「街道」があります。
 上記の名称は、「省」という一般的な行政区画の場合ですが、自治区の場合、区画の名称はちょっとした違いがありますが、実質は同じです。

 中国に初めて来られた日本人にとって、一番戸惑うのはやはり「県」という行政区画名称でしょう。日本の「県」とは違い、中国の「県」は日本の「町」と同じレベルの行政区画です。
 しかしながら、大都市では「県」がなく、「区」を使用することが多いため、小さい町でなければ、「県」という行政区画はあんまり見れないでしょう。
 あんまり見れないのも、戸惑わせる原因のひとつではないでしょうか、例えば上海に赴任しに来た日本人に「…県」の出張が決まったら、日本人の方は多分「県?よくわからないが、きっと大都会でしょう」という感じになりがちでしょう。
 実際に現地に到着したら、「えっ?ここが「県」!?」と愕然することもありせますね。

 では、また来週でお会いしましょう~

リョウ


清明節気分!じゃなくて…

 皆様
 本当にお久しぶりです。

 先週は清明節の祝日気分でブログの更新を中断してしまい、申し訳ありません。

 ○| ̄|_ ゴメンナサイ

 清明節明け、皆様の清明節はいかが過ごしたのでしょうか、えっと、清明節を楽しむのもなんか妙な気持ちですが、一部の人は多分お墓参りで忙しい清明節を過ごしましたのでしょう。
 皆様も知っていますが、私の故郷は福建省のゆえ、三日の休みで今年も戻ることができませんでした。
 そういえば、清明節でふるさとに戻らないのは今年で五年目でした。


お墓参りの様子

 前回(五年前)のお墓参りする時の写真は未だスマホの中に保存しています:

 上海の墓地は大体霊園のような形になりますが(多分土地はあんまり多くないでしょう)、私の故郷ではこうした、家族に分けて、山の奥に設置するのが一般的です。何しろ山に囲まれた山城ですから、山はいくらでもありますからね。
 私の一族の墓石上では、その墓石が立てる年までの子孫を代表する一文字が刻んでいます。今使っています墓石では1996年で立てられた墓石なので、一応一歳の私を代表する一文字も刻んでます。
 ふるさとの田舎地方では、やはり「重男軽女」、つまり男の子を重視し、女の子を軽視するという古い思想が残っています、墓石上の子孫では全部男ばかりとなっています。
 2018年の今では、その思想は結構マシになりましたが(私の感じで)、墓石の方では、未だ変化無し、男子だけが記録しているという形になっています。

 しかし今年の清明節は寒波のせいですっかり冬気分となりましたね、先日と同じ半袖一枚とパーカーだけで出かけましたが、とんでもない寒さですぐに家に戻りました。
 このような天気って、やはり家でゴロゴロしたほうが良さそう。|゚Д゚)))

 では、まだお会いしましょう。[壁]_・)チラッ


自分が体験した朝ラッシュ

皆様~
お久しぶりです~

 ことしの春は寒いね、と感じる方はいらっしゃるでしょうか、先週の暖かい日から一転し、今週はまるで冬に戻ったかのように、気温がグーと下がりました。こういう天気は一番風邪になりがちですので、皆様もちゃんと天気予報を留意したほうがいいですね。
 ちなみに今週の後半は暖かくなりそうです。
 今日はわたしが自ら体験しました、上海の朝ラッシュを「紹介」したいと思います~
 わたしは閔行区の浦江というところに住んていますが、会社は普陀区にありますので、直線最短距離と言っても、20キロ以上があります。上海では平日朝の7時から10時、午後の15時から20時の間に、外地ナンバーの車に対し、快速路である「内環」、「中環」は通行を規制されています。
 外地ナンバーの車しか持っていない私では、仕方なく「外環高速」を利用し、会社に出勤しなければんりません。
 「ま、高速だし、渋滞しでもなんとかなるでしょう、交差点もないしね」
 と、最初にこう思っていた自分が「やはり甘すぎる」と悟ったのは、最近でした。

「外環高速」経由で、普陀区に行く人は数的には少ないですが、普陀区に行くには必ず二ついつも渋滞になりがちの分岐ルートを通過しなければなりません。
 車線では、左に二列前進車線、右に一列の前進車線と二つの右折車線、右折の車道はいつも渋滞する車道です。私もそれを承知した上で、いつも随分前から左車線に変更しましたが、それでも、右折しようとする車が、我々前進車線の前に塞がっていた。
 「右折車道はそんなに並んでんの?じゃ、まず直進車線で前進し、あとはなんとか右折車線に入り込めばいい」
 と思っている人、中国には、いっぱい、います。
 その光景、まるで地獄…Σ(゚д゚lll)

では、また来週でお会いしましょう~
リョウ


ホーキングさんについて

はいどうも~
皆様、

 最近上海の気温はまさに初夏の感じですね、三月なのに、既に二十度以上になり、しかも何日間も続いてるのは、珍しいですね。
 えっと、天気の珍しさといえば、去年年末の時、上海にも珍しく、雪が積もるくらいに降っていましたね、やはり一刻の寒さには一刻の暖かさで呼応するということですね。

 昨日で、世界有名な物理学者であるホーキングさんが、御亡くなりました。というニュースが私の耳に入りました、最初は「また誰かさんからの悪しつな噂でしょ」と思いましたが、ニュースを確認したところ、まさか本当でした。
 私が高校時代の頃、量子物理学にすごく興味がありまして、その時にホーキングさんのことを色々調べました、完治不可能の筋萎縮性側索硬化症という自分の病と闘いつつ、重力の量子化、宇宙の起源などを追究していました。
 その頃の私には、奥深い理論などは知らず、ただ、ホーキングさんの闘志に感服しました。車椅子の上のホーキングさんは、ブラックホールは消滅するのかという膨大な問題を考え、思考そのものが既に体を超え、時間や空間でさえ超え、遥かな宇宙へ行ったのではないでしょうか。
 昨日はまた、ホーキングさんが、ただ思考をもう一度彼の体を超え、時間や空間を超え、命でさえ超えて、遠い宇宙の未来へ逝ったのではないでしょうか。
 物理学界では、一つの重宝を失いました。

 心から、ご冥福を、お祈りします。

リョウ


龍岩市についての紹介~

皆さん
お元気ですか?

 今週からは、いよいよ正式に2018年入になりますね(旧暦的に)。
 先週のブログが予告しました通り、今日は、私の故郷である、
 福建省龍岩市を紹介したいと思います!
 
 福建省といえば、日本人の皆さんは最初に思いついたのは、烏龍茶でしょうか、確かに福建省は中国随一の烏龍茶産地として、世界的にも有名です。日本に留学する頃、コンビニに置いてある烏龍茶ドリンクのラベルにも、「100%福建省茶葉使用」という文字がありますね、や、さすがに世界有名な福建烏龍茶といったところですね。

 しかしながら、福建省の烏龍茶の中に一番有名な「大紅袍」は武夷(ぶい)山の産物であり、私の故郷龍岩市ではありません。
 龍岩市は中国全体においても、すごく若い地級市です、1997年で初めて級市として承認され、もとの龍岩地区から龍岩市になりました。これは私が生まれた二年後のことですので、故郷である市は、私よりも若いということです。
 龍岩市は中国国内の地級市の中に唯一、龍という字が使用されている市です。
 市の全体面積から見ると、上海市よりも広いとのことですが、実際のところ、龍岩市の下には7つの区域に分けられ(区二つ、県四つ、県級市一つ)市の中心部である新羅区だけが、現地人から龍岩と呼ばれ、その他の区域のではそれぞれ地方の名称を使って呼ばれています。つまり、龍岩市に行けば、「龍岩」という単語は単に新羅区に意味するだけです。「龍岩人」というのも「新羅区」で生まれた人とのことです。
 
 また、福建省の西にあるため、私の故郷である龍岩の方言はめちゃくちゃ複雑です、複雑と言っても、そもそも福建省は中国全国においても一番方言が複雑な省であるが、龍岩市はその中でも特に複雑な方言状況を有する市です。龍岩市の中には、閩南語である「龍岩話」、「ショウ(章の左にシ)平話」、客家語である「長汀話」、「武平話」、「連城話」、「上杭話」と少数民族の言語である「シャ語」が使われています。その中に同じ客家語である方言はそれぞれ意味はある程度通じています、閩南語である「龍岩話」と「ショウ平話」もある程度通じていますが、客家語と閩南語では全く通じません。

 しかし、こういった方言区に生まれた私では、全然、方言ができません。
 このおかげて、私の標準語は福建省出身者において、珍しく、正確な発音をしています。
 これぞまさに、「人間万事塞翁が馬」といったことですね。
 では、また来週でお会いしましょう~

リョウ