銘・精選

NEWS1 国慶節7連休の映画興行収入が43億8700万元に 「長津湖」がトップ



 国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う1日から7日にかけての7連休が終わった。興行収入情報を扱う灯塔専業版が発表した統計によると、8日午前0時の時点で、連休中の興行収入が43億8700万元(1元は約17.3円)、動員数が延べ9300万人を超えた。中新経緯が伝えた。

 国慶節に合わせて「長津湖(Chosin Reservoir)」、「我和我的父輩(My Country, My Parents)」、「皮皮魯與魯西西之罐頭小人」、「大耳朵圖圖之霸王龍在行動(Dear Tutu: Operation T-Rex)」、「五個撲水的少年(Water Boys)」、「老鷹抓小鶏」、「拯救甜甜圈:時空大営救」、「探探猫人魚公主」など8作品が集中的に公開され、戦争やコメディ、アクション、アニメなどのジャンルをカバーした。興行収入トップは抗米援朝(朝鮮戦争)を題材にした映画「長津湖」だった。



 灯塔専業版の統計によると、2018年から2020年にかけて、中国大陸部で国慶節に合わせて公開された映画の興行収入は、それぞれ19億800万元、44億6600万元、39億6700万元だった。今年は10月8日午前0時の時点で、43億8700万元と、2019年に続く高い数字となった。

 今月1日から6日まで、1日当たりの興行収入が初めて6日間連続で6億元を超えたことは注目に値する。

 芸恩ソリューションセンターの付亜龍・副社長は、「映画市場の全体を見ると、今年の国慶節に合わせて公開された映画は、新型コロナウイルス発生前の水準にほぼ戻った。また、興行収入が6日連続で6億元以上という、新記録も生まれた。当センターのモニタリングデータによると、映画鑑賞者の満足度は89.1ポイントと、同時期で過去最高となり、中国映画芸術研究センターと芸恩のこれまでのデータをまとめて見ても、過去最高を記録した。興行収入の面でも、雰囲気の面でも、中国の映画市場の力強さを物語っている。

NEWS2 中国、9月末時点の外貨準備高は3兆2006億ドル

 中国国家外貨管理局が7日に発表した統計によると、9月末時点の中国の外貨準備高は3兆2006億ドルで、8月末と比べると0.97%減の315億ドル減少した。新華社が伝えた。

 国家外貨管理局の副局長を務める王春英報道官によると、今年9月の国際金融市場は、新型コロナウイルス感染症の影響や主要国の通貨政策の見通しといった要素の影響を受け、ドルの主要通貨に対する指数が上がり、主要国の金融資産価格が全体的に下がった。

 王報道官は、「外貨準備高は、ドルを計算通貨としており、ドル以外の通貨をドルに換算したため金額が減少し、資産価格の変化などの要素と重なって9月の外貨準備高が減少した」と説明した。

NEWS3 2020年の中国港湾貨物処理能力は世界一


広西壮(チワン)族自治区の北部湾港貴港コンテナ埠頭有限公司が「国とともに祝賀」をテーマにしたシリーズイベントを展開した。(撮影・祝佳祺、張学)


 交通運輸部(省)が発表したデータによると、今年1-8月には、中国の港湾の貨物処理能力が前年同期比10.4%増の102億6千万トンに達した。水上輸送は総合輸送システムを構成する重要な一部だ。中国は現在、世界で最も重要な影響力を備えた水上輸送大国であり、国の重要戦略の実施と経済社会の発展を力強く支えている。2020年の中国の港湾貨物処理能力は145億5千万トンで、世界一だった。

 海上輸送が飛躍的な発展を遂げている。20年末現在、中国国際海上輸送量は世界全体の3分の1を占め、海上輸送の載貨重量トン数(D/W)は3億1400万D/Wに達して、世界2位だった。内陸河川の貨物輸送の優位性がさらに発揮された。20年の全国内陸河川貨物輸送量は38億1500万トンに達し、長年にわたり世界一の座を保っている。これと同時に、水上輸送産業がスマート・グリーンの方向へと絶えず発展した。自動化された埠頭が沿海の港湾において日増しに標準装備となり、クリーンで二酸化炭素(CO2)排出量の少ない港湾のエネルギー利用システムが徐々に構築され、省エネ・汚染物質排出削減に積極的に貢献した。

 国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間(10月1−7日)中、多くの地域の港湾が引き続き活発に動いている。作業員たちは現場の第一線を堅く守り続け、積み卸しや生産活動が整然と秩序よく行われ、港湾は高効率かつ安全に運営されている。

NEWS4 第4回輸入博の輸入特殊食品に「6日間」の臨時許可証発行



 上海市市場監督管理局は29日、第4回中国国際輸入博覧会に出展するため輸入される特殊な食品について、有効期間「6日間」の臨時許可証を発行し、乳児用調整粉乳、特殊医療用途調整食品(FSMP)、サプリメントを全面的にカバーすることを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

 輸入特殊食品臨時許可証は税関の特殊監督管理区域または保税物流センター(B型)で有効期間を6ヶ月まで延長される。輸入博に出展される輸入特殊食品は優先的に域外での検査を実施し、輸入登録・審査・許可のペースを速め、1年いつでも中国市場で円滑に供給できるようにする。出展企業が輸入特殊食品の臨時許可を申請し手続きする場合は、輸入博開催に先立って同局に申請を行い、電子文書の形で申請書類を提出すればよい。同局は2021年の10月9日から11月4日まで申請を受け付けるとしている。

 商務部(省)の越境EC管理の関連規定によると、輸入博に出展される輸入特殊食品は個人用の物品に対する管理を適用し、消費者は輸入博の会場で越境ECプラットフォームを通じて注文・購入できるが、会場での商品の引き渡し、取り引き、試食はできない。製品の安全リスクについては、越境ECの関連規定に基づいて対応するという。

NEWS5 「90後」の職場ビッグデータ、「残業は日常茶飯事」が7割


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 インターネットと一緒に成長した「90後(1990年代生まれ)」を中心とする若い世代が、今や職場の中堅パワーになっている。就職情報サイト「猟聘網」がこのほど発表した「現代の働く若者の現状インサイト報告」は、ビッグデータと調査研究を通じて若者世代の職場でのキャリアアップ、職場の状態、経済状況などを分析したもので、現在の働く若者の様子を映し出している。「第一財経」が伝えた。

 猟聘網のビッグデータによれば、ここ4年近くにわたり、上級管理職に占める「90後」の割合が上昇し、2018年の17.34%から20年の24.1%に上昇したという。

 調査研究データによると、「90後」の70.53%は就職してからずっと同じ都市で働いており、29.47%は別の都市に移動したことがあるという。移動パターンの上位5位は、いずれも北京、上海、広州、深センの一線都市間の移動だ。また大都市・周辺都市間の移動も多い。

 このことからわかるのは、都市群内部、都市圏内部で移動する若者が増えていることだ。厦門(アモイ)大学経済学部の丁長発准教授の分析によると、長江デルタ地域や珠江デルタ地域のような大都市群の中には一線都市と二線都市が複数あり、人材にとっては、都市群内部での就職は選択の幅が広く、移動にかかるコストも少なくて済む。

 調査研究データによると、21年1-8月には、「90後」が履歴書を送った就職したい都市上位20ヶ所のうち、上海がトップで9.26%を占め、次は北京の7.89%だった。深センが6.68%で3位、広州が5.81%で4位、杭州が4.71%で5位、成都が3.96%で6位。7-11位には南京、蘇州、武漢、重慶、西安が並び、割合はいずれも2%以上だった。全体として見ると、一線都市と新一線都市が引き続き「90後」の就職先として人気がある。

 上海は長江デルタ地域全体のリーディング都市であり、多くの多国籍企業と上海証券取引所をはじめとする金融機関を擁し、企業の本社が数多くあることによる経済効果が高く、研究開発イノベーションの力が際立っており、若者を誘致する力が最も高い。

 時代が変化するにつれて、現代の働く若者は仕事のプレッシャーが増大し、それに伴って労働時間も長くなった。残業は現代の働く人が避けて通ることのできない話題だ。同報告によれば、働く「90後」の76.71%にとって残業は日常茶飯事だという。残業時間を見ると、働く「90後」は1-3時間が90%以上を占め、3時間以上は5.83%、1時間以内は3.68%だった。

 残業することになった主な原因についてたずねたところ、「仕事量が多く、残業しなければ片付かないから」がトップで69.63%に上り、次に「周りがみんな残業しており、自分も残業せざるを得ないから」が56.13%、3番目に「会議が多く、管理者の決定に時間がかかるなどのため効率が低下したから」が46.63%だった。

 地域別に見ると、一線都市で日常的に残業をする「90後」は80%を超え、新一線都市では76.61%、二線都市では76.15%、三線都市以下では61.54%だった。ここから、都市の規模が小さくなるほど、残業が日常化する状況が緩和されることがわかる。

 上の世代と比較すると、「90後」の収入は少なくないが、月光族(毎月の給料をその月にすべて使い果たす人)、精致窮(身の丈を超えて憧れの暮らしを追求して貧乏になる人)、借金などのキーワードで語られがちだ。しかし事実はそうでない可能性がある。調査研究によると、働く「90後」の91.29%が「貯金の習慣がある」と答え、「貯金の習慣がない」は8.71%にとどまった。

 自分名義の資産についてたずねたところ、働く「90後」の70%以上は資産額30万元(1元は約17.2円)以下と答えた。このうち10万-30万元の割合が27.29%で最も高く、次は5万-10万元の26.12%、5万元以下は21.65%、30万-50万元は14.35%、100万-300万元は5.18%だった。言い換えれば、働く「90後」の約4分の1は自分名義の30万元以上の資産を持っているということだ。

NEWS6 中国昨年の対外直接投資が前年比12.3%増 フローが初めて世界一に

 商務部(省)、国家統計局、国家外貨管理局は29日に共同で、「2020年度中国対外直接投資統計年報」を発表し、2020年の中国の対外直接投資の統計データを正式に公表した。同年報によると、20年の対外直接投資は前年同期比12.3%増の1537億1千万ドル(1ドルは約111.4円)に上り、フローの規模が初めて世界一になった。中国新聞網が伝えた。

 同年報によると、20年の中国の対外直接投資には主に次の5つの特徴が見られた。

 (1)中国企業の対外投資が全体として引き続き活発だった。20年の対外直接投資は同12.3%増の1537億1千万ドル、フローは初めて世界一になった。20年末の対外直接投資のストックは2兆5800億ドルで、米国(8兆1300億ドル)とオランダ(3兆8千億ドル)に次ぐ3位だった。グローバル海外直接投資における中国の影響力が拡大を続け、フローが世界に占める割合が5年連続で10%を超えて20年は20.2%となり、ストックは同0.2ポイント上昇して世界の6.6%を占めた。20年の中国は双方向の投資がほぼ前年の水準を維持し、外資導入と海外進出が同時に発展した。

 (2)「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国への投資が安定して増加した。20年末現在、中国国内の機関投資家2万8千ヶ社が世界189ヶ国・地域で設立した対外直接投資を手がける企業は4万5千社に上り、中国は世界の国と地域の80%以上に投資し、年末時点の在外企業の資産総額は7兆9千億ドルに上った。「一帯一路」沿線国に設立した在外企業は1万1千社以上あり、20年の直接投資額は同20.6%増の225億4千万ドルで、同期のフローのうち14.7%を占めた。年末のストックは2007億9千万ドルで、同期のストック総額の7.8%を占めた。13-20年の「一帯一路」沿線国への直接投資額は累計1398億5千万ドルに上った。

 (3)投資分野が日増しに広がり、構造が最適化を続けた。20年の対外直接投資は国民経済の産業分類のうち18種類をカバーし、投資の7割近くがリース・ビジネスサービス、製造、卸売・小売、金融に向かい、この4大産業におけるフローはいずれも100億ドルを超えた。20年末現在、中国の対外直接投資のストックの8割がサービス業に集中し、リース・ビジネスサービス、卸売・小売、情報伝達・ソフトウェア・情報技術(IT)、金融、不動産、交通輸送・倉庫貯蔵、郵便などの分野に主に分布する。

 (4)非公有制経済と公有制経済の持ち株主体の対外投資が同時に進んだ。20年の非金融分野への対外投資フローのうち、非公有制経済の株式を保有する国内機関投資家の投資額は同14.1%増の671億6千万ドルで、全体の50.1%を占めた。公有制経済の株式を保有する国内機関投資家の投資額は同15.1%増の668億9千万ドルで、全体の49.9%を占めた。

 (5)互恵・ウィンウィンの効果が顕在化し、共同発展を実現した。20年の在外中国資本企業が投資先国・地域で納めた各種税金は計445億ドルに上り、雇用した外国人社員は218万8千人で、在外企業の社員総数の60.6%を占めた。対外投資が中国産物品の輸出をけん引し、中国の物品貿易の輸出額の6.7%を占めた。在外中国資本企業の20年の売上高は2兆4千億ドルに達した。

NEWS7 国慶節2~5日に航空券価格「暴落」、100元の航空券で「思い立ったらすぐ旅行」が実現

 国慶節連休(10月1-7日)の旅行の幕が正式に開いた後、航空券価格が大幅に下がっている。澎湃新聞が伝えた。

 旅行予約サイトのQunar.Comのデータによると、10月2日~5日の人気目的地の航空券価格は10月1日より大幅に下がっており、100元(1元は約17.1円)のケースさえある。

 例えば上海ー深セン間の航空券をQunar.Comで購入すると、10月2日午前の最安直行便は191元だったが、3日はわずか140元となった。

 人気航路は、やはり大都市が多く、TOP10には北京ー成都、成都ー北京、広州ー上海、上海ー成都、深センー北京、深センー上海、上海ー広州、深センー成都、北京ー深セン、上海ー深センが並んだ。

 Qunar.Comの検索データを見ると、10月2日から5日にかけて、多くの人気航路で価格が「暴落」したことがわかる。

 例えば10月2日の広州ー上海の最安直行便は475元、10月4日の北京ー三亜の最安直行便は690元、10月4日の北京ー成都の最安直行便は438元となった。

 「今年の国慶節の航空機価格は、依然として両端が高く、真ん中が低く、価格の谷がはっきりしている」。Qunar.Comビッグデータ研究院の蘭翔院長は、新型コロナの影響で人々の旅行習慣にも変化が生じたと分析する。連休中の航空券の安さは、人々を「思い立ったらすぐ旅行」へと駆り立てたかもしれない。今年の国慶節連休は、最もコスパの良い旅行ができると期待される。

NEWS8 CPTPPについて、商務部「中国は市場参入でより高水準の開放を承諾する」



 商務部(省)の束珏婷報道官は9月30日に同部が行った定例記者会見で、「中国はすでに『環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)』ルールについて全面的な研究評価作業を行っており、これから市場参入分野において中国がこれまでに締約し実践してきたレベルを超える高い水準の開放を承諾するつもりだ」と述べた。新華社が伝えた。

 同部の王文濤部長は先にCPTPPの事務局役であるニュージーランドの外務・輸出振興大臣に書面を提出し、CPTPPへの加盟を正式に申請した。

 束報道官は、「中国は国内の大きな循環を主体としつつ、国内と国際的な2つの循環『双循環』によって相互に促進し合う新発展局面の構築を加速しており、これは世界各国により広大な市場と発展チャンスをもたらすことになる。CPTPPへの加盟申請には中国が引き続き改革を深化させ、開放を拡大しようとする意欲と決意が体現されている」と述べた。

 束報道官によると、CPTPPへの加盟を積極的に推進するため、中国はこれまでにこの協定のルールについての全面的な研究評価作業を行い、CPTPP加盟のために採用しなければならない可能性のある改革措置と修正しなければならない可能性のある法律法規をまとめ、また今後は市場参入分野において中国がこれまでに締約し実践してきたレベルを超える高い水準の開放を承諾するつもりであり、加盟国にビジネス上の利益が備わった市場参入の機会を提供することになるという。

 束報道官は、「中国はこれからCPTPPの関連プロセスを踏まえ、各加盟国と協議を進めていく」と述べた。

 また束報道官は、「中国は一貫して自由貿易を支持し、現在は世界に向けた高い水準の自由貿易圏ネットワークを積極的に構築しており、特に新型コロナウイルス感染症の背景の中、中国は各方面とともに、地域経済一体化と貿易投資の自由化・円滑化プロセスを積極的に推進して、グローバル経済の回復成長のためにより大きな貢献をしていきたいと考えている」と強調した。

NEWS9 街角グルメのタニシ麺が日増しに人気、日常的な食習慣に


(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)


 広西壮(チワン)族自治区柳州市で生まれた街角グルメのタニシ麺は、インターネットの発展に伴って日増しに人気が高まり、今では遠く20数ヶ国・地域でも販売され、インスタントラーメンのような爆発的な売り上げの人気商品になった。「北京青年報」が伝えた。

 「2021年タニシ麺業界発展白書」によると、新型コロナウイルス感染症の中で「おうち経済」が消費ニーズの変化を促した。20年以降、インスタント食品の消費者数が目に見えて増加した。便利ですぐに食べられるインスタント食品は消費の人気ジャンルになり、将来の食品市場の消費トレンドを牽引することも予測される。オンラインでのインスタント食品の詳細なジャンル分けに基づくと、タニシ麺はインスタントラーメンに次ぐ2番目の人気ジャンルになった。感染症対策が常態化の段階に入り、インスタント食品市場全体の増加率は鈍化したものの、タニシ麺はなお高い成長率を維持している。この傾向を駆動する主な要因は、消費者数の増加、客単価の増加、消費頻度の増加だ。同時に、平均消費頻度が年々増加していることから、消費者にとってタニシ麺を食べることがインスタントラーメンと同じような日常的な食習慣になりつつあることがわかる。

 「タニシ麺を食べる自由」の時代が訪れ、タニシ麺はその「検索で人気が出やすい性質」、スターや人気者のおすすめを受けて、人気が上昇し続けている。特に20年以降は、インスタントタニシ麺メーカーの数が過去最高を更新した。

 「麺を食べる」がしきりに話題になることから、タニシ麺は多くの人にとってぜひとも食べたいグルメになり、「あの濃厚な味わい」はもはや味覚への刺激を求めるだけではなく、自分に喜びを与え、ストレスを緩和する飲食スタイルの1つになった。調査によれば、タニシ麺を口にする頻度では月に2-3回が最も多く、タニシ麺ファンの29%を占めた。タニシ麺を食べたくなる理由のトップは「あの味が無性に食べたくなるから」で60%を占め、「辛さに挑戦したいから」が2位、「友人に強くすすめられたから」が3位だった。タニシ麺を食べる目的のうち、「グルメを味わう」が最も重要なもので、他には「味覚を刺激する」、「食欲増進」、「お腹を満たす」などが挙がった。意外なことに、多くの人がタニシ麺を仕事や生活のストレスを解消する方法、日々のネガティブな感情から自分を開放する手段と考えていた。もちろん、珍しいものを求める気持ちが、あまたのインスタント食品の中からタニシ麺を選ぶ理由の一つではある。

 データによれば、タニシ麺のファンは女性と若者が中心で、二線以下の都市や周辺エリアが最も主要な市場だ。人気の上昇に伴って、男性消費者と「85後(1985年から1989年生まれ)」が徐々にその列に加わった。オンライン消費額を見ると、華東地域で最も人気があり、次は華南地域と華北地域だ。

 味から見たブランド消費ランキングでは、臭みと辛さが特徴のブランドが圧倒的多数の地域で人気があり、華東地域と華中地域では相対的にあっさりした味のブランドが好まれる。柳州現地の消費者は地元発、地元製造の元祖タニシ麺ブランドを特に好む。女性はより強い味わいの嗜好性を持ち、濃厚なスープで具材の多いタニシ麺に人気がある。どのくらいの臭みを好むかでは、女性の方が男性より臭みの強い味を好む。世代別に見ると、「90後(1990年代生まれ)」と「Z世代(1995年代後半から2009年生まれの世代)」を含む若い世代はタニシ麺により強い臭みと辛さを求めており、歯ごたえと具材の多さも魅力になる。都市のレベル別に見ると、新一線都市の人は具材の多さ、スープの濃厚さ、臭みの強さ、激辛味を求める。一線都市の人は相対的にあっさりした、臭みのない、ピリ辛味を好む。

NEWS10 2021 VISIT JAPAN 「レンズに映る日本」写真・動画コンテスト作品募集スタート



 新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの人がそれまでの生活様式を変えざるを得なくなりました。当面、海外旅行をすることはできませんが、ネットユーザーが撮影した作品とともに日本をオンラインで旅してみてはいかがでしょうか。

 「2021 VISIT JAPAN 『レンズに映る日本』写真・動画コンテスト」は日本政府観光局主催の「VISIT JAPAN事業」の重要な一環で、開催開始から数年間で、ネットユーザーから数万枚に上る作品が寄せられています。コンテスト開催期間中は、ネットメディアやオンラインでの写真展などの形式で、優秀作品に多元化された展示の機会やシェアの手段を提供します。

 今回のコンテストの作品募集期間は約3ヶ月。そのテーマは「深度日本~私が体験したディープな日本」。グルメや美しい自然、伝統文化、活力あふれる都市の魅力など、日本を旅した際に目にした素晴らしい体験はレンズで記録する価値のある体験と言えるでしょう。今年は日本では東京五輪が無事開催され、そして来年には中国で北京冬季五輪の開催が予定されています。そこで今回は「スポーツアクティビティ賞」も特別に設けられています。奮ってご応募ください。ネット投票と専門家による審査を経て、投稿作品から優秀作品11作品を選出。審査結果は2022年2月頃に発表予定です。スマホによる手軽な撮影にも、専門的なカメラを使った作品にも、一眼レフカメラやスマート家電など豪華賞品をゲットするチャンスがあります。

 コンテストのオフィシャルサイト:

http://visitjapan-photocontest.people.cn/2021/GB/index. html

一、募集期間

2021年10月10日~2022年1月20日

二、テーマ

「深度日本~私が体験したディープな日本~」

三、募集部門

写真部門 動画部門

四、参加資格

中国国内在住の中国人

五、応募作品条件

1、この5年間に日本で撮影した、日本の自然、グルメ、伝統文化、都市・人々の活力などを表現した作品であること。また今回は「スポーツアクティビティ賞」も特別に設けられています。奮ってご応募ください。

2、 投稿作品はオリジナル作品であること。作者自身の原因により著作権・肖像権をめぐるトラブルが生じた場合、応募者は参加資格を取り消され、法的責任を負う必要があります。

3、 作品の内容は、テーマが明確で、コンテストの主旨に沿っており、個性豊かであること。創造性や感化力に富み、日本独自の魅力を伝え、観る人が共鳴するような優秀作品を奮ってご応募ください。

4、 撮影機器・設備の制限は無し。投稿する際には、モバイル端末で撮影したものかデジタルカメラによる撮影なのかを明記する必要あり。写真作品の解像度は600×450画素以上で、元サイズのままでの投稿を推奨。動画は画質が鮮明な3分以内の作品であること。

5、写真作品の画像形式はjpg形式とすること。ファイル名を作品のタイトルとする。例:東京の夜.jpg

6、作品には以下の情報を必ず添えること。

①タイトル

②作者(ペンネーム可)

③撮影年月日

④撮影場所

⑤文字による説明(字数制限無し)

⑥撮影機器(モバイル端末またはカメラのいずれかを明記)

⑦作者の実名、連絡可能な携帯電話番号/微信(WeChat)アカウント名(受賞決定時の連絡に使用)

【注意】

 コンテスト組織委員会は合法・正当・必要の原則に基づき、作者に関して必要な情報のみを収集する。作者情報は受賞連絡と賞品送付の際にのみ使用し、その他の用途では使用しない。無断で作者の個人情報を公開または公表することはなく、無断で作者の個人情報の変更も行わない。

 日本政府観光局は、投稿作品をコンテスト公式サイトおよび関連SNSの公式アカウント上に掲載する権限を有する。また、投稿作品をPR活動に使用する権限を有する。コンテスト組織委員会は、上記約款の最終解釈権を有する。

六、投稿方法

1、微信公式アカウントへの投稿

 【人民網日文版】微信公式アカウントをフォローし、コメント欄に投稿する。システムからの自動返信メッセージを受け取った後、投稿リンクをクリックして投稿する。

2、電子メールによる投稿

メールアドレス:photo_rmw@163.com

3、アップロードシステムによる投稿(写真作品のみ、スマホアプリでの投稿にも対応)

 作品関連情報を書き込むこと。アップロードする際には、画像容量は10MB以下に収めること。画面から【単写真作品投稿】または【組写真作品投稿】を選択。



七、作品賞について

1、写真部門

特等賞1名・一等賞1名・二等賞1名・ 三等賞(スマホ写真賞)1名・人気賞1名

2、動画部門

特等賞1名・一等賞1名・二等賞1名・ 三等賞(スマホ動画賞)1名・人気賞1名

このほかにスポーツアクティビティ賞1名(写真作品、動画作品を問わない)


オフィス