汪家の初代が生きた春秋時代とはどんな時代でしょう

 前回のブログで私の先祖が紀元前552年に初めて汪家を名乗ったことを伝えました。西暦で2500年前にさかのぼる話になります。ちなみに孔子が亡くなったのも紀元前552年で私の先祖と同時代を生きた人です。しかも、同じ魯という国の出身です。奇遇というほかありません。
 さて、古(いにしえ)に思いを馳せて、中国の春秋時代とはどんな時代だったのか回顧してみましょう。
 歴史書によりますと中国の春秋時代は周の平王が洛陽の成周に東遷即位した前770年から秦始皇帝が中国を統一した前221年までの時代を言います。また、前453年で前後に二分し,前半を春秋時代,後半を戦国時代とも呼ばれています。前半の大半の期間のことが魯国の年代記《春秋》に,後半のことが《戦国策》とよぶ書物に書かれていることから春秋と戦国時代に分けられているようです。前453年で二分するのは,春秋の大国晋の家臣であった韓・魏・趙の3代が主家を三分独立し,晋は事実上滅亡し,以後戦国の七雄といわれる韓・魏・趙・楚・斉・燕・秦の対立抗争の時代となるからです。
 すこし、堅い話になりましたがこの時代は英雄が跋扈した時代でもあり歴史の興味が尽きない時代でもあります。孫子の兵法で有名な孫子もこの時代に活躍した戦略家の一人です。「呉越同舟」など故事に因んだ言葉が現代に生きています。


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